

謹賀新年はミニ竃から
謹んで新年のお慶びを申し上げます。 昨年大晦日まで小沼親方と一緒にやっていた「ミニ竃作り」を公開いたします。 2合炊きの小さな炊飯竃は、左官の小沼親方がすでに開発していたものですが、今回は都内にオープンする飲食店からのご依頼で、新型なのです。 この炊飯竃は、実に優れもので、熱効率が高いため、強火力で短時間でご飯が炊けます。ということは、ご飯が最高にうまい!!のです。燃料は、最低限の固形燃料を計算してありますので、無駄もなく、炊く手間も、マッチで火をつけるだけ! とはいえ、新型の開発は、数日程度でできるものではなく、この1ヶ月の間、小沼親方とボクは寒い作業場に何回も合宿作業となりました。そして、年を跨いで、納品まであと少し作業が必要です。細かい細かい配慮がしてあるので、使い方が楽、ってぇことです。今回一緒にやってみて、火力のコントロールの大変さと面白さを改めて痛感しているところです。 ところで、この親方、ものすごい実力者ですが、人間的にも実に面白いです。 合宿中は、夜は凍えるような寒さ、明け方の気温も氷点下であるにかかわらず、親方は朝飯の前から仕事