

「鼻」について
銀座の形成外科クリニック「リオ・クラニオ・フェイシャル・クリニック東京」菅原康志先生のご依頼により、初めて「鼻」をつくった。 菅原先生は、頭部・顔面の形成外科として、かなり「造形」的に深く研究しているお医者である。その「造形的にも専門的な人」からの依頼で、しかも、こちらはやったことのない「鼻」のご依頼であった。 一応、こちらからの提案が先にあっての話だから、断るわけにもいかず、「いやぁぁぁぁ!鼻かぁあ!」と、あらためて人の形の難しさを痛感する仕事であった。。。 「造形作家」であるなどと言いながら、、「やっぱり彫刻はヨーロッパだよなぁ」なんて、弱気もちらほら。。 しかも「鼻」なんぞ、いつもは意識してねぇし。。。 もう少しマンガにしたかったが、「縦で」と言われて逃げ道がなくなった。 この1ヶ月、人に会うたびに鼻を観察、観察。 特に女性の鼻が良かろうと思ったので、女性に会うと、じっと鼻を見つめちゃったりして、何人かからは「やめてよ!」と実際に怒られながら、嫌われながら、逃げられながら、じっと観察する日々であった。。。 観察を始めて思った事がある。鼻は、